ゴルフをやる意味はなんだろうか。
石川遼君よりゴルフがうまくなったと想像してみましょう。
一年中ツアーをまわって、一年中プレッシャーがかかった状態になります。
家族との時間も少なくなってしまうかもしれません。
自分がゴルフをする意義はなんでしょうか。
それを一度考えてみると、ゴルフへの向き合い方が変わるでしょう。
仕事の付き合いのためにゴルフをするのか、
それとも自分がうまくプレーしたいためにゴルフをするのか、
それは、なかなか難しいことです。
人間は何を求めて生きているのでしょうか。
それは、マズローの欲求論や、マレーの欲求に基づくものですが、
基本的には、痛みを避けて、快楽を求める方向に動くようです。
これに加えて、人はちょうどいい刺激を求める傾向があります。
ゴルフのカップが5メートルもあったら、
みんなはおもしろいでしょうか。
きっとおもしろくないはずです。
忙しい日に追われている時に、自由な時間を求める人が非常に多いが、
実際自由になってみると思ったほどのパフォーマンスがでない。
一人の時間がほしいと思うと、誰かと話相手になってほしいと思ったり、
人間にとっては、適度なバランスというのが非常に重要になってくる。
ゴルフもうまくなってくればくるほど、パーをとらないといけない。
バーディーをとらないといけないというプレッシャーが非常に、
大きくなってくる。
やはり自分はどこを目指すのか、なぜそこを目指すのかを
はっきり目的意識を持つことが重要なのではないでしょうか。
本当に100を切る必要があるかと聞かれて、
本当に切る理由がある人はかならず100はきれます。
90もきれます。80も切れるでしょう。
もし、80を切れば、5億円をもらえるとわかったら、
みんな必死で練習して、それくらいはできるようになると思います。